自分で"簡単に装着"できる矯正装置
■透明で目立たない・取り外し可能・痛みが少ない
マウスピース矯正とは、透明なマウスピース型の装置を患者様ご自身で交換・装着しながら歯列矯正していく治療法です。
マウスピースは約1週間で交換していただきます。ワイヤー矯正は1か月に1度の通院が必要ですが、マウスピース矯正は2~3か月に1度の通院で治療できます。
■透明で目立たない・取り外し可能・痛みが少ない
マウスピース矯正とは、透明なマウスピース型の装置を患者様ご自身で交換・装着しながら歯列矯正していく治療法です。
マウスピースは約1週間で交換していただきます。ワイヤー矯正は1か月に1度の通院が必要ですが、マウスピース矯正は2~3か月に1度の通院で治療できます。
食事や歯磨きの際に取り外しができて衛生的、通院回数も少なく、忙しくて時間がない方にもおすすめの治療方法です。
※マウスピース矯正には適応症があります。
治療可能であるかは無料相談である程度判断できます。カウンセリング時にご相談ください。
・非抜歯で治療可能な症例
・ワイヤー矯正の併用ができる抜歯症例
・口元を大きく下げたい方
・歯のがたがたが著しい方
・下の前歯が見えないくらい噛み合わせの深い方
■マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
■マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名インビザライン)はアメリカのアラインテクノロジー社の製品の商標です。インビザラインジャパン社を介して入手しています。
■国内にもマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
■マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名インビザライン)は1997年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
■マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(製品名インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
透明のマウスピースなので治療中も他人に気づかれにくい装置です。
治療中の見た目が気になる方、人と接する機会の多い方などにおすすめの矯正治療方法です。
患者様ご自身でアライナーを着脱することが出来ますので、治療中も普段通りに歯磨きやお食事ができます。
歯みがきの際にアライナーを外していただけるので、普段通りのお口のケアが可能なのでむし歯ができにくいです。
また装置が頬などを傷付けることが少ないことと、お口の中をきれいに保つことにより口内炎ができるリスクが減ります。
基本的に矯正治療は1ヶ月に1回の治療になりますが、インビザラインは使用状況に問題がなければ2-3ヶ月に1回の治療とすることもあります。
抜歯が必要な際などワイヤーの矯正装置を併用した治療計画を立てる場合もあります。
カウンセリングの際にご相談ください。
1日の規定された装着時間(20〜22時間以上)が必要です。
食事の際には外してください。
当院では裏側矯正の治療に用いる型取りを口腔内スキャナー(iTero)で行っています。
歯列矯正には「歯の型取り」が必要不可欠で、型取りは印象材と呼ばれる粘土のような材質を口のなかに入れる必要があり、患者様によっては不快感を覚えたり、嘔吐反射が起きてしまったりと苦痛を伴う場合があります。
しかし、口腔内スキャナーを使用するとそうした印象材が不要になり、短時間で歯の型取りが終了します。
口腔内スキャナーは立体的にお口の中を画面に映し出すことができ、歯並びはもちろん、360度様々な方向から歯の状態を見ることができます。
特に、マウスピース矯正は歯列矯正が完了するまで何度も歯の型取りをする必要があるため、口腔内スキャナーを導入することで患者様の負担を軽くできるうえ、より精度の高い歯並びや噛み合わせのデータを得ることが可能になります。
さらに、口腔内スキャナーによって得たデータをもとにより精密な治療計画を立てることができ、矯正治療後のシミュレーションも簡単にできるようになります。
まず第1の要素は治療を行う矯正医の治療計画を作成する知識と経験です。
インビザライン治療では、治療を進めて行くためのマウスピースの設計を矯正医が行わなければなりません。
矯正治療を開始する前に、どこの位置にどのような順番で歯を移動するかという全過程を治療計画に盛り込む必要があります。
実際には歯を1本ずつ動かすのではなく数本の歯を同時に移動しますので、同時に移動する歯をどのようなグループ分けにするかも決めなくてはなりません。
治療計画を立てるこの過程では矯正治療全般への経験と知識が必要で、それらの知識を用いて計画を立てることで予測実現性の高い治療を行うことができるようになります。
第2の要素はスタッフの技術です。治療が開始するとマウスピースの使い方や日常生活で気をつけることなどの指導は通常は衛生士やトリートメントコーディネーターが行うのが一般的です。
また歯の表面にアタッチメントと呼ばれる突起を接着したりするのも通常はスタッフが行うこともあります。
そのため、スタッフがインビザラインの治療過程を理解していなければスムーズに治療を進める事ができませんし、正しくアタッチメントを接着する技術がなければ治療を進める事ができません。当院では日頃から新しい知識と技術の取得を心掛けて質の高い治療を行うことができるように意識しています。
どれほど精密に治療計画を立て、スタッフが丁寧に指導を行いアタッチメントを接着したとしても、マウスピースの装着を自己管理して頂くことができなければ治療は上手く行きません。
ご自身が主体的に治療に取り組んで頂けることで始めて計画通りに治療を進める事ができます。
マウスピースの装着の他にも顎間ゴムの使用など協力していただかなければならないことが幾つかあります。
そういう意味では患者様の協力度がインビザライン治療では非常に大切なキーポイントとなります。
マウスピースは1枚あたり約0.25㎜ずつ歯が移動していくようにコンピューター上でシミュレーションを行って製作した装置です。
1週間に1枚ずつのペースで順番に指定された新しいマウスピースを装着していただくことで矯正治療が可能となります。
ただし、より精密な歯の動きを可能にするためには、以下のような作業も必要となる場合があります。
アタッチメント
アタッチメントといわれる歯に近い白色の樹脂を歯面につけることがあります。治療終了時に外します。
顎間ゴム
歯に小さな丸いボタンのような装置をつけ、これに患者様ご自身でゴムをかけて使用していただくことがあります。
ディスキング(IPR)
歯の幅を少しだけスリムにすることによって、歯列のスペース不足を解消し、抜歯を回避したり、歯の形態を整えることができる
方法です。
歯に対して安全な範囲の非常にわずかな量で行いますので、この処置によってむし歯になりやすくなるなどのリスクはありません。
また抜歯が必要であったり、重なりが大きくかみ合わせがズレている場合はワイヤーなど他の装置を併用して歯を動かすこともあります。
1日20〜22時間以上使用する必要があります。食事の時にはマウスピースを外し、食後に歯磨きを行った後、ご自身でマウスピースを装着して頂く必要があります。
装着時間が守れる自信がない方は他の治療方法がおすすめになります。
当院では矯正専門医が検査結果をもとに治療計画をたて、マウスピースの設計を行います。
一般的に重度の叢生や抜歯が必要になる症例にはマウスピース矯正は適応外になることが多いですが、ワイヤーや矯正用アンカースクリューなどを併用することによって可能になるケースもあります。
矯正治療を開始する前に、どこの位置にどのような順番で歯を移動するかという全過程を治療計画に盛り込み、マウスピースでの治療が困難な箇所は他の装置を併用し治療を可能とすることもあります。
インビザラインはマウスピースを交換していく治療なので、どこの医院で治療を受けても同じ結果になるのですかという質問を受けることがあります。
確かに全く同じ治療計画を立てることができて、全く同じ口腔内の処置を行い、そして患者様のモチベーションを高め続けることができるのであれば同じ治療結果を得ることができるかもしれません。
しかし実際には、どこの医院でインビザラインを用いた矯正治療を受診しても同じ治療結果になるということはありません。
インビザライン治療を成功させるには3つの大きな要因が関わっており、その3要素がうまく咬み合わなければ予想した治療結果を得ることが難しいからです。